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乾太くん8kgってどうなの?!

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こんにちは。アティックワークスの北川です。

 

洗濯の時短アイテムとして口コミやSNSでバズっている「乾太くん」をご存じでしょうか?

洗濯は家事の中でも特に時間のかかる家事のひとつ。そんな洗濯を時短に導く「乾太くん」

 

今回は建築主から大好評のガス衣類乾燥機「乾太くん」についてまとめてみました。

乾太くんの設置をご検討されている方には必見です。

 

 

乾太くんって何?

総合熱エネルギー機器メーカーの老舗であるリンナイが1992年から扱うガス衣類乾燥機。

ガスの力によるパワフルな乾燥で衣類がフカフカに仕上がる。

圧倒的なスピード感。8㎏の洗濯物を約80分で、5㎏であれば約52分で乾燥します。

これは電気式に比べて約1/3のスピードです。

仕上がりの良さとスピード感が大幅に家事を短縮するポイントに。

乾太くんの使用満足度は99.4%にも及び、一度使ったら手放せないという理由で、

買い替えのリピート率も非常に高いラク家事アイテムです。

 

 

乾太くん8kgなどの種類や仕様

「乾太くん」のラインナップはスタンダートタイプとデラックスタイプ。

スタンダートタイプは乾燥容量3㎏・5㎏・8㎏(正面に丸窓がついたタイプ)

デラックスタイプは乾燥容量5㎏のみ。(こちらは窓なし)

出典:リンナイ乾太くんHP

 

乾太くんの中でも特に人気が高い乾燥容量8㎏スタンダードタイプについての詳細

 

・発売日 2019年1月10日(一番新しい機種)

・寸法 高さ684×幅650×奥行641mm(5㎏タイプとの寸法差は奥行+8cmだけ)

・本体色 ピュアホワイト

・質量 33㎏

・左右可変ドアを採用(出荷時、左開き仕様。設置場所に応じて左右変更可能)

 

メリット

・8㎏タイプは大容量。洗濯物を1度に全部乾燥できる。

・8㎏タイプにはシーツ・毛布コースが付いている。

・洗濯機付属の乾燥機よりも素早く乾燥できる。

・乾燥機を動かしながら洗濯機を回すことができるので1日に何度も洗濯機を回せる。

・洗濯物を干す手間、取り込む手間が省ける(バルコニーが不要になる?)

・パワフルな温風で、生乾き臭や菌やウィルスを除去。

・天気を気にせずいつでも使える。

・安全装置を標準装備、運転中にうっかり扉を開けてもドラムが止まる。

・屋外に湿気を排出するので室内に湿気がこもらない。

 

デメリット

・スタンダードタイプは糸くずフィルターが庫内の奥に付いている。

そのため、高い位置に乾太くんを設置するとフィルター掃除や洗濯物の出し入れに苦労する。

 

 

乾太くんの運転時間やガス代は?

乾燥時間は8㎏の洗濯物(脱水度70%)を約80分、

5㎏であれば約52分で衣類がフカフカに仕上がる。

コストは8㎏1回102円、5㎏1回63円。

 

毎日使っても安心の抵コスト

1回の乾燥コストが8㎏で102円、1カ月毎日使っても約3,160円と経済的に使用できる。

(上記試算はプロパンガスでの場合。リンナイ調べ)都市ガスの場合だとさらに安くなる。

 

面倒な洗濯干しと取り込みを1日100円で乾太くんが代わりにやってくれると考えると、

高コスパなラク家事アイテム。

 

乾太くんの専用台・造作棚

乾太くんの専用台

専用台は高さに合わせて(低)(中)(高)(高)の4タイプがオプションで販売されています。

定価 (低)\17,270(中)\28,930(高)\26,510(高)\29,920(すべて税込み)

(高)の価格が高い方は8㎏タイプの乾太くんを乗せることが可能。

色 ピュアホワイト

出典:リンナイ乾太くんHP

 

乾太くんを洗濯機の上にタテ置きする場合、寸法的に専用台(高)を使うことになるでしょう。

(高)の高さは1150mm~1380mmまで5段階調整。幅は644mm~880mmまで7段階調整。

専用台は、ご使用の洗濯機に合わせて高さや幅が調整でき、

重さや振動に耐える耐久性を備え、簡単に設置することが可能です。

 

しかし、個人的には正直あまりオススメできないその理由・・・

 

・デザイン面(見た目が安価なパイプラック)

専用台をオススメできない理由はほぼココ。シンプルなデザインだが、なんだか惜しい。

 

乾太くんのCMやカタログ表紙にはおしゃれな造作棚が使用されていて

乾太くんの存在を素敵に演出しています。

特にデザインやテイストにこだわりのある方や新築時に乾太くんを導入する方には

造作棚をオススメします。毎日使うものだからこそ自分の気に入った素材やデザインで

作業のしやすい高さで作った造作棚に乾太くんを設置することで

気持ち良く家事が行えるのではないでしょうか。

 

・設置高さが高すぎる?

これは専用台だけの問題ではないのですが・・

専用台(高)をMaxの高さ1380mmで乾太くんを洗濯機上部にタテ置きした場合。

乾太くんの取手までの高さが684mm×1/2=342mm

1380mm+342mm=1722mm

これは平均身長160cmの女性が作業をする高さとしては高い。

手を伸ばせば届くが、濡れた洗濯物を持ち上げて乾太くんに投入する作業が地味につらい。

糸くずフィルターが庫内の奥にあるためフィルター掃除をするために踏み台が必要となる。

 

・掃除が大変

洗濯機まわりはホコリがたまりやすいもの。専用台の場合、

角パイプを組み合わせて作られているためスキマが多くホコリがたまりやすい。

掃除をしたくても乾太くんや洗濯機があるためホコリを取るのが大変。

 

乾太くんの造作棚

・造作棚を設置する際、耐荷重は60㎏以上であること。

・棚板は必要な寸法を確保し、安定した水平であること。

・造作棚の素材の一例。スギ集成材・ポリ合板・ランバーコア等

省スペースで設置できるタテ置き(洗濯機の上)が一般的だが、

最近の洗濯機は大型化しており設置前に設置可能高さの寸法が取れているか

作業しやすい高さかを要チェック。

 

洗濯室が広く取れる場合は洗濯機の高さに合わせて造作棚を設け、

洗濯機の横に設置するヨコ置きが望ましい。作業台を設け、洗濯物を畳んだり、

アイロンをかけたりできるようにすると便利。洗濯機の上に設置するよりも利便性が高まります。

 

デザイン面や利便性を考慮すると乾太くん設置には造作棚がオススメです。

 

 

 

乾太くんの注意点・設置を避ける場所

「乾太くん」はガス乾燥機のため、湿気を外に排出する必要があるため、

室内に置く場合は排湿管を通す必要があります。

さらに、防火のために壁や天井から離隔する距離が定められているので、

それに沿って設置しなければなりません。

 

・防火上必要な離隔距離

上部・左右にクリアランスが45mm以上必要。

また本体上部から突き出す排湿管の立ち上がりに300mm程度必要なため、

洗濯機上部に乾太くんを設置する場合は天井高にも注意。

 

・排湿筒はダンパー付(オプション)にするのが絶対にオススメ!

ダンパーとは外気逆止弁のこと。

乾太くん本体と、排湿管を接続する排湿口ガイド内に風圧で開閉する弁

「ダンパー」が内蔵されており、運転停止中はダンパーが閉まり外気をシャットアウト。

ダンパー付とダンパー無しの定価差額は1,000円以内。最初からダンパー付を選びましょう。

既に設置している人もダンパー付に変更可能。

(ダンパー付排湿口ガイド単品を購入し、排湿口を交換するだけ。)

 

ダンパー付のメリット

・虫の侵入を防ぐ。

・外気の侵入を防ぐ。

・高気密住宅の気密確保。

 

乾太くんの設置を避ける場所

・浴室の中など湿気の多い場所。

・ひさしのない屋外で、直接雨や水がかかる場所。

・給気がとれない場所。

・屋内で排湿管が設置できない場所。

 

 

乾太くんユーザーの声

郊外の住宅に住むMさん家族

「この地域は花粉が多く、外に干すのは嫌だったので初めから室内干しを希望していました。

ネットで調べて「乾太くん」のことを知りました。最初は「贅沢なもの」とか

「使っても花粉の時期だけだろう」と先入観があったのですが、

実際に使ってみると便利で手放せません。」

 

街中の住宅に住むYさん家族

「狭小地で十分な外干しスペースがつくれなかったため、乾燥機を設置することにしました。

小学生と幼稚園の子どもがいるので洗濯物が多く、乾燥機はパワフルな

ガスの乾太くん一択でした。干す手間と取り込む手間を省けるので家事の時短になっています。」

 

街中の住宅地に住むMさん家族

「引っ越す前は衣類乾燥機を使っていましたが、比較すると乾太くんの方が倍以上早く乾きます。

衣類乾燥機の時は生乾きもありましたが、今はそれも全く無くなりました!

とても満足しています。」

 

乾太くんを設置しようか悩むポイント

・導入コスト、ランニングコストがかかる。(本体購入費用、電気代、ガス代)

・本体と配管の設置スペースが必要。(洗濯機上部にタテ置きするなら省スペースで設置可)

・洗濯機から乾燥機へ洗濯物を入れ替える作業が必要。(干して取り込む手間より簡単)

・繊維の種類によってはシワや縮みが気になる。(ニットやデリケート素材は別で干す)

・マンションだとほぼ設置不可。(設置するには複数の条件がありハードルが高い)

 

 

まとめ

・どれを買うか迷ったら8㎏タイプ。(ご使用の洗濯機10㎏以上タイプがひとつの目安)

・排湿筒はダンパー付にする。(外気の侵入を抑え、気密性を保持)

・設置には造作棚がオススメ。(洗濯機の横に置くと利便性で更に良い)

 

現在では洗濯機の大型化(10㎏以上)が主流になっていることから、

「乾太くん」も最大容量の8㎏が人気。実際に8㎏タイプが発売した2019年の販売台数は

前年を4割上回り、過去最高の7万台と大ブレーク。2020年は10万台と勢いが止まらない乾太くん。

花粉やPM2.5、黄砂などが気になって外に干せない人。

小さな子どもがいて洗濯物の量が多い家庭。

幹線道路沿いや狭小住宅で外干しのスペースが確保しにくい家庭。

共働きで日々忙しい家庭。

様々な理由から室内干しを希望する人が増え乾燥機の需要が増えています。

以前はバルコニーを作るのが当たり前だったのが、

敢えてバルコニーを作らない人も増えています。

コロナ禍で、生活環境の見直しを図る人は急増しつつあり、

新築時には絶対に乾太くんを設置したいという建築主が多いのです。

 

いかがだったでしょうか?

乾太くんの設置をご検討されている方の少しでもお役に立てればと思います。

 

 

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