高気密高断熱

高気密高断熱とは、住宅を断熱材でしっかり包んで断熱性を高め、住宅の隅間をふさいで気密性を上げることです。

昔の日本の住宅は寒いです。

断熱材の入っていない住宅で、隙間風がビュービュー吹いている中を
ストーブにより採暖し、寒さに耐えてきました。

今の日本の住宅も寒いです。
さほど変わってはいません。

住宅内の寒い暑いは当たり前ではありません。

高気密高断熱化することで室内環境は変わります。

１つ目は、室内の「温度差をなくす」ことが出来ます。

冬は足元や窓辺が寒く、夏は２階（最上階）が暑く不快です。

暑い寒いは普段の生活においてもとてもストレスになります。
このような室内の温度差を高気密高断熱化により解消することが出来ます。

２つ目は、「光熱費の低減」することが出来ます。

高気密高断熱化することにより、冷暖房費が少なくて済みます。
高断熱化により熱を蓄え、高気密化により熱が逃げなくなるからです。

無駄なエネルギーを使用しないので光熱費を低減出来ます。
もちろん無駄なエネルギーを使わないという事は環境にも良いということです。

３つ目は、「健康によい」ということがわかっているからです。

室内の温度差は人間にとって凶器です。
温度差によるヒートショックが原因で命を落とすことだってあります。

そして、「冷えは万病のもと」でもあります。
世界保健機構（WHO）からも室温は１８度以上と推奨されています。

最近では「暖かい家は寿命を延ばす」とも言われています。
高気密高断熱化することで、暖かく健康に生活することができます。

快適に、健康に、そして経済的に暮らすのであれば高気密高断熱は絶対に欠かせません。