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住宅の断熱性能のUA値の基準とは一体なに?!

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こんにちは。アティックワークスの北川です。

 

住宅を建てる上で出てくる断熱性能のUA値(ユーエーチ)って何のこと?

そして、その基準はどういったものなのか、数値は高い方がいいのか、

低い方がいいのか?どういったもので、どれくらいがいいの?!

そういうことをまとめてみました。

 

UA値とは?

UA値(ユーエーチ)と読み、外皮平均熱貫流率の略称です。

単位は、(W/㎡・K)です。

UA値のUは熱貫流率、AはアベレージのAですね。

W=ワット K=ケルビン

 

単位など一応説明しましたが、考えるとややこしく、難しく思うので、この辺は、

深く考えず、「ふーん」と思ってもらえるといいかと思います。

考えると嫌になりますからね!笑

 

外皮平均熱貫流率[W/㎡・K] = 建物が損失する熱量の合計[W/K] ÷ 外皮面積[㎡]

 

換気を含まない、外壁・床・天井・屋根・窓などの面を貫通して逃げる熱

外皮面積で割ったもの。

そして、内と外の温度差を1℃とした場合に部位面積1㎡を貫通する平均の熱量です。

 

貫通して逃げる熱のことなので、数値としては低い方が断熱性能は良いということになります。

低い = 熱が逃げない ということですね。

 

UA値の基準は?

基準の前に地域の区分分け

日本は沖縄から北海道までで、気温が大きく違います。なので、地域によって水準が違います。

「地域区分」と言いまして、1~8の8つに分かれています。

 

  • 佐呂間町等
  • 札幌市・旭川市等
  • 盛岡市・青森市等
  • 秋田市・山形市等
  • つくば市・仙台市等
  • 大阪、東京等
  • 鹿児島市・高知市等
  • 沖縄

 

自分の地域はここで確認することが出来ます。

国立研究開発法人建築研究所のHP

第十一章 第二節 新区分 地域の区分です。

 

 

ちなみにこの地域区分は2019年11月に変更にされています。

例えばですが、私の事務所がある東大阪市は5地域でしたが、この変更で6地域に変わっています。

 

確認する時は、変更後であることを確かめておきましょう。

 

 

UA値の基準

2020年に義務化されるはずだった国の基準(H28年基準)はこれです。一番上のものです。

(他に数値の基準があります)

国の省エネ基準

これを満足していれば現在は「断熱性能等級4」となり、最高等級とされています。

 

2020年にこの基準が義務化予定でしたが、白紙になり見送られました。

なので、義務化されなかったためにH28年基準のUA値を下回っていても建築することが可能です。

また、国の基準(H28年基準)の数値を満たしても暖かい家になりません。

ハッキリ言いますと、基準がとんでもなく低すぎる為です。

なので、国の基準で家を建てることは絶対にやめましょう。

 

※国交省は2021年3月に再度、2025年に省エネ基準の適合を

 義務付ける方針を示した。

 

では、どれくらいUA値を下げればよいのか?!

 

ここではHEAT20(ヒートにじゅう)の推奨水準を目指しましょう。

とさせていただきます。

 

HEAT20についてはこちらのブログへ

 

 

Q値っていうのもある?!

実は、UA値(外皮平均熱貫流率)以外にも断熱性能の数値があります。

それはQ値(キューチ)と言い、熱損失係数の略称です。

単位は(W/㎡・K)です。

 

この辺も単位が出てきますが、サラーっといってくださいね。考えるとややこしくなるので。笑

 

 

Q値(熱損失係数)は、外壁・床・天井・屋根・窓などの面を貫通して逃げる熱と換気によって逃げる熱の合計を床面積で割ったものです。

UA値との違いは、換気での熱損失が含まれることと床面積で割っていることがあります。

 

Q値[W/㎡・K] = 家全体から逃げる熱量[W/K]  ÷ 外皮面積[㎡]

 

UA値では無かった換気の熱損失が含まれています。

 

実際、生活する上で換気は絶対におこないます。

国の基準はUA値ですが、Q値も非常に重要な数値です。

断熱性の数値を考える時は、UA値もですが、Q値も考えることが大切と思います。

 

そんなQ値は以前まで国の基準として用いられていましたが、

H25年の基準よりUA値に変わりました。

 

 

UA値は良い方(低い方)がいい?!

結論からいいますと、もちろんUA値は良い方(低い方)がいいです。

 

しかし、気を付けなければならないことがあります。

UA値は外皮平均熱貫流率なので平均です。

 

壁5・屋根5・床5・窓5とした時、バランスはよく、平均は5です。

 

壁6・屋根6・床6・窓2とした場合は窓だけが弱いですが、同じ平均は5となります。

 

バランスが良くても、バランスが悪くても数値は同じ。

 

バランスが良い分については、いう事はなのですが、バランスが悪い場合、

弱い部分が非常に弱点になります。

 

この場合、窓が弱いということになるので、結露の原因や窓からの

熱損失により「寒い」や「暑い」はあるかもしれません。

 

UA値は良い方がいいが、バランスを考えて設計する必要があります。

 

 

UA値をどうみるか?

UA値は住宅の断熱性能の一つの指標、ものさしです。

計算ソフトによっても多少の誤差もあります。

0.01違うからどうだ。などほとんどないと考えてもいいと思います。

0.1となると大きいですが、、、

 

最近は、車を買うにも家電を買うにも指標となる数値が表示されていると思います。

それと同じくひとつの指標として見ていただけるといいのではないかと思います。

 

 

まとめ

UA値は外皮平均熱貫流率といい、住宅の断熱性能を示すひとつの指標です。

そして、UA値は換気を含まない、外壁・床・天井・屋根・窓などの面を貫通して

逃げる熱を外皮面積で割ったものです。

 

数値は小さいほど、断熱性能が良いことになります。

 

国の定めた基準は地域によって異なっているので、適合させるには建設地の基準を

確認する必要がある。

 

そしてその数値は、国が基準を定めているが、現状は適合していなくても

建築することは出来ます。

 

しかし、国の基準を適合しても、基準が低すぎる為に暖かい住宅にはなりません。

 

住宅の建築をお考えの方は、国の基準より高いHEAT20の推奨水準を目指すことを

お勧めします。

 

少しでも暖かく、快適に過ごせる為にお役に立てれたらうれしいです。

 

 

断熱と共にセットででてくる、気密性能のC値、

気密性能のC値(相当隙間面積)って何?!の記事もご参考になればと思います。

 

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