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エコカラットの効果や種類についてまとめてみました。

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こんにちは。アティックワークスの北川です。

 

リクシル(INAX)の内装壁材(内装建材)に「エコカラット」というものがあります。

新築住宅・分譲マンションの玄関やトイレ、リビングや寝室などあちこちでよく見かけるエコカラット。

そのエコカラットの調湿効果や脱臭効果、評判、種類などについてまとめてみました。

 

 

エコカラットとは?

エコカラットとは

エコカラットはLIXILから発売されている商品です。

そして、そのエコカラットは多孔質セラミックで、微細な孔を持つ原料をタイル状に焼いて

インテリアで使用できるようにしたもの。

 

この微細な1ナノメートル(1mmの百万分の1)の孔に空気中の湿気が入ったり出たりすることで、

湿気を吸収したり放出したりして湿度を変化させる働きをしていると考えられている。

(LIXIL HPより)

 

以前は、「エコカラット」という商品名でしたが、2019年度より新しくなり、

「エコカラットプラス」となっています。

 

以前のエコカラットより、調湿、脱臭、VOC低減のパワーアップ。

そして、水拭き清掃ができるようになっています。

 

エコカラットプラスのルーツは、日本の気候と相性のよい伝統工法 「土壁」にあります。

土壁の素材をヒントに、リクシルが長年の研究で培ってきた焼きものの技術を

融合することで、エコカラットはいまも進化し続けています。

またゼロエネルギーで活躍するので、環境にも人にもやさしい建材です。

(LIXIL HPより)

 

 

エコカラットの特徴は?!

リビングにエコカラット

エコカラットの調湿機能

エコカラットの吸放湿量は珪藻土の5~6倍、調湿壁紙の25倍以上あるとされていて、

調湿性がある他の建材に比べ、優れた調湿性をもつことが確認されている。

 

室内の湿度が高いときは、湿気を吸収し、乾燥しているときは、湿気を放出する機能があります。

 

エコカラットを使用した部屋とエコカラットを使用していない部屋で結露水の量や

洗濯物の乾き具合を試験した結果は、エコカラットを使用した部屋の方が

どちらもよかったとHPに記載されています。

 

実際にリクシルのショールームで加湿している狭空間にエコカラットを

設置しているパターンと設置していないパターンを見たことありますが、

結露水の量は少なかったです。

 

このようなことから、湿気・結露対策にはいいのではないかと思います。

 

エコカラットの脱臭効果

エコカラットには、トイレや生ごみ、たばこ、ペット、などの生活にある気になる

におい成分をエコカラットの微細な孔に吸着する効果があります。

複数のにおい成分が混ざった「複合臭」にも効果を発揮するとのこと。

 

ペットを室内で飼っているお宅や、病院などの室内でにおいが

たくさん発生する場所においておすすめされています。

 

比較対象として、珪藻土、調湿壁紙より効果は高いとなっています。

 

では実際に検証。

香り高きフランスの紅茶の茶葉を瓶に入れエコカラットを入れてみました。

数日後フタを開けてにおいを嗅いでみると、はい、無臭でした。

常時においが発生するようなトイレ、玄関、リビングなどに

施工するのもおすすめと思います。

 

しかし、速攻性はありませんのでトイレを使用したあとすぐに

臭いがなくなるわけではありません。

 

エコカラットは有害物質を低減

エコカラットは、シックハウスの原因とされているVOCを原料に用いていない建材です。

※VOC・・・揮発性有機化合物の総称で、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレンなどがあります。

 

そのVOCであり、シックハウス症候群の原因とされるホルムアルデヒドなどの有害物を吸着し、

濃度を低減する効果があります。

 

エコカラットは同じ室内にあるものから揮発する汚染物質を吸着してくれる優れものです。

 

比較対象として、これもまた、珪藻土、調湿壁紙より効果は高いとなっています。

 

エコカラットはお手入れも簡単

粒子の大きい水や汚れは通しにくい構造になっています。

なので、エコカラットは、水拭きによるお手入れができます。

 

泥汚れ、皮脂汚れ、コーヒー染み、たばこのヤニなども洗剤を使えばきれいに

落とすことができます。

 

そして、清掃による摩耗にも強い。

 

 

エコカラットの種類

リビングにエコカラットを貼ってみた

内装建材のエコカラット

エコカラットプラスになる前のエコカラットの時代は、種類も少なかったのですが、

現在は、カタログに載っている種類として34種類ほどあります。

 

石目調や、木目柄、土っぽいもの、レンガ、モザイク、幾何学模様などたくさんの種類、

色があります。

 

そして、その他にも額縁がついたパターンやパッケージになっているパターンなどもあります。

 

内装建材以外のエコカラット

内装材以外でもいろいろな商品が出ています。

 

よく珪藻土でできている商品で見かけるもののエコカラットバージョンです。

 

塩・砂糖などの容器内を調湿するドライキーパー。

トースト皿。

ボトル乾燥スティック。

水切りトレー。

洗面トレー。

コップ置き。

靴の中に入れておき、脱臭する商品。

など。

 

DIYタイプのエコカラット

自分で施工するDIYタイプもあります。

エコカラットという商品があり、エコカラット本体と施工に必要なものが

セットになった商品もあります。

その他にも、エコカラットというものがあります。

好きな写真、サイズを選んで自分で施工するという新しいものです。

 

 

エコカラットと除湿器

一部にエコカラット

エコカラットには調湿効果があります。

 

ここで、じゃあ除湿器を設置せず、エコカラットを施工したら除湿効果を期待出来るのでは?!

という疑問。

 

これについては、圧倒的に除湿器の方が除湿効果は期待できます。

 

除湿効果は、エコカラットがないとあるでは、ある方が効果はあります。

しかし、除湿器とエコカラットでは、除湿器となります。

 

エコカラットは、一内装建材なのでさすがにそこまでに効果はありません。

 

デザイン性プラス調湿効果と考えるのがよいかと思います。

 

 

まとめ

エコカラットは調湿効果、脱臭効果、VOC低減効果がり、お手入れが簡単。

その上、たくさんの種類や色があり、デザイン性もあります。

 

常時においが発生するような場所に施工することで、脱臭効果とともにデザイン性も生まれます。

 

除湿効果としては、除湿器には勝てませんが、効果はありますので、カビの抑制、結露の低減になります。

 

その他にも目に見えにくいVOCも吸着してくれますので非常によいと考えます。

 

そして、エコカラットプラスになりお手入れも簡単で、汚れても水拭きすることが出来ます。

 

トイレ、洗面所、玄関、リビングに寝室。たくさんの場所で検討が可能な商品だと思います。

新築やリフォームをお考えの方は採用してみる価値はあるかと思います。

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