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新築住宅の間取りの決め方・考え方とは

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こんにちは。アティックワークスの北川です。

 

今回は間取り(プラン)の話で、新築住宅を計画する時、家づくりで

一番楽しみな部分である間取りを考えたり、決めたりするのには

どのようなことに注意しておけばよいのかをまとめてみました。

少しでもの参考になればと思います。

 

新築住宅の間取りは誰が考える?

間取り(プラン)を考えるのはだれか?

一級建築士?二級建築士?営業?それともお施主様?

色々な場合があると思います。では、誰に間取りを考えてもらうのが

一番いいのか考えてみたいと思います。

 

一級建築士。建築設計の最上級の資格の持ち主ですね。難関の資格を合格しているだけあって

かなりの知識があると思われます。しかし、一級建築士で設計の仕事している場合でも、

住宅の設計もあれば巨大商業施設など建物の種類は多種にわたります。

その上、木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造といった作り方にも種類があります。

料理に例えてみると、料亭の料理人とゴリゴリのフレンチのシェフ、調理師免許を

持っている料理人としては同じですが、得意としているものは全然違う。

このように何をメインに、何を得意として設計をしているかが重要になります。

 

二級建築士の場合、建築士法により大型の建物は設計できません。

なので小規模の建物の設計をメインとしている場合が多いです。

一級建築士でないからダメだ。ということは決してありません。

二級も一級と同じで、何の設計をメインに得意におこなっているかが重要かと思います。

 

そして、営業さん。営業さんにも建築士を持っている方はたくさんいるかと思います。

逆に完全な無資格の方もたくさんいらっしゃると思います。基本的に無資格の場合、

建物の設計をしても建築の許可をとることは出来ません。

営業サイドで決定した間取りは、ほかの設計士が間に入り建築の許可をとります。

そして、無資格の場合、建築の基本知識が全くなくプランを考えている場合があります。

これはおかしいだろう。という間取りになってしまっていても間に入る建築士が

口を出すことはほとんどないと考えられます。

 

最後にお施主様。自分の家だから自分で間取りを考えて決めたい。

そう思う人も多いのではないかと思います。中には、素人ながらきれいにまとめられる

お施主様もいます。しかし、ほとんどは間取りを描くことが

できないと思います。たとえ間取りをお施主様自身で考えることが出来たとしても、

最終は建築士と間取りを再度細かく確認する必要があると思います。

 

結果として、建築士資格を保持し住宅の設計を得意としている実務者に間取り(プラン)を

相談し考えて、決めていくのが一番よいと思います。

 

構造の事を考えられていない間取り

津波の被害を受けたお家

日本は地震大国です。数か月に1回は日本のどこかで中規模の地震が起きていいます。

そして、数年に1度、大地震が起こっています。

このことから地震に耐えられる家づくりは必須となります。

 

間取り(プラン)を考える時、間取りとともに構造設計(架構設計)を一緒に考えている実務者は

非常に少ないと思います。

構造設計(架構設計)は柱や梁の配置を考える設計です。

この構造計画は、間取りを考えた後におこなうと経済性が悪く(構造材が高く)なったり、

構造的にバランスが悪くなることが多いです。

そして、木造2階建ての住宅は構造計算をおこなわなくても建築することが出来ます。

このことから建築され、住まわれている住宅の中にも構造的に不安が残るものも多数存在しています。

 

どんなに良い間取り(プラン)であっても構造安全性が担保されていなければ意味がありません。

最終的には、許容応力度計算という高度な構造計算をおこない安全を確認していることを

お勧めします。

 

周辺環境が考えられていない間取り

間取り(プラン)を計画する時、敷地図に当てはまるようにだけ間取り考えて作成する場合があります。

しかし、敷地の周りには色々な環境があります。

隣地には建物が建っている。方位はどちらを向いているのか?など。

基本的には全く同じ環境の敷地はありません。

 

よくありがちなのが、周りの事は何も考えず計画された間取りは、お隣さんと窓が向かい合い、

こんにちはしてしまっている場合です。

どちらもいい気はしないですね。

何ならそれが原因でトラブルになることもあります。

間取りだけを見ればとてもよかったとしても、その敷地に当てはめると悪くなる場合がるということ。

 

そして、周辺環境で考えなければならないことでとても重要なのが日射

お日様の光ですね。

東西南北どちらを向いているのか?お日様の光はどちらから入ってくるのか?です。

お日様の光を住宅内に取り込むことはとても重要で、

これが出来ていると出来ていないでは、室内環境も変われば、光熱費も変わってきます。

これをパッシブ設計といいます。

同じ敷地でも1階リビングの場合、2階リビングの場合、

周りに建物がある場合、ない場合、冬に日射が入る場合、入らない場合、

夏に日射を遮蔽出来ている場合、日射が入り過ぎている場合で住んだ後の光熱費、

室内環境は大きく違うということです。

これらのことを考えているかどうかは、日射のシミュレーション、

室内温度変化のシミュレーション、冷暖房負荷のシミュレーション、

年間光熱費の計算などがあるので実務者に確認するといいでしょう。

 

言いたい放題でプランした間取り

間取り(プラン)を考え決めていく時、もちろんお施主様より色々な要望があります。

そして、私たち実務者はお施主様の要望を出来る限り叶えるのが私たちの仕事です。

当たり前のことなんですが、ここには注意すべき点があります。

要望に対し、実務者がなんでも「YES」と回答し思うがままに出来上がった

間取り(プラン)には、無理が生じている場合があります。

その中で一番怖いのが、要求を満足する為に安全性が欠けてしまっている場合。

こんなことが起こってしまっていれば元も子もないですからね。

 

一流の建築士さんは、要望を満足させてくれます。

しかし、そうでない場合があることも知っておきましょう。

 

新築住宅の間取り決め方・考え方とのまとめ

間取り(プラン)を考え、決めていくのは、建築士資格を持った住宅を

メインで得意としている実務者が一番よいと考えられる。

間取りは周辺環境も考慮し、パッシブ設計をおこなっているかが重要になります。

そして、間取り(プラン)を考えるときは一緒に構造設計(架構設計)も

考えておく必要がある。

これだけの事を最低は守って間取りを考えることがとても重要です。

しかし、お施主様の要望を実務者がなんでもかんでも「YES」と答えて

出来上がった間取りには注意が必要なこともあります。

 

間取り(プラン)を考え、決めるのにはいろいろな制限が出てきます。

しかし、これをクリアし自分に合った住宅を計画できれば、

きっとよい家になります。

 

一生に一度の家づくりよいものにしてくださいね。

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