APWフォーラムでの「省エネ」の話について
前回のAPWフォーラムの話の続きです。
前回は「耐震」で今回は「省エネ」です。
省エネの講師は、松尾設計室の松尾先生でした。
耐震にしても断熱にしても、どのようなレベルか明示することが出来る。
耐震であれば、耐震等級3。断熱性能であればUA値0.6などと。
しかし、「なんちゃら工法」や「なんちゃら断熱」などと
一体それがよいのかどうかわからない宣伝が多いと。
なので、しっかり明示することが大事。
そして、断熱性能はW/㎡・Kという単位なのでよくわからない。
光熱費というお金に変えるとわかりやすい。
光熱費計算をおこない年間どれくらいお金がかかるのかも
しっかり明示する必要がある。
建物計画では、日射の取得、遮蔽が大きく影響する。
光熱費にしても、日射にしても室温にしてもシュミレーションすることが出来る。
そして、松尾先生は
「性能はもう前提」
「付加価値はなにか?」
とおっしゃっていました。
もう断熱、気密、耐震はやってて当たり前。
ということです。
日本全国の意識の高い会社さんは、既にやってて当たり前なんですね。
「意識の高い」と言うていいのか?!
いや、違いますね。
ここまでやっているのが普通なんだと思います。
これからも、お家も、人も倒れない家づくり
をやっていきたいと思います。
東大阪で省エネで高性能住宅を設計施工するアティックワークス。
「未来に繋がる住まい」を提案しています。