世界基準の家
先日、パッシブハウスオープンデーというのがありました。
パッシブハウス?どんな家なんだ?となると思います。
ドイツのパッシブハウス研究所が定めたエネルギー消費基準を満たし、認定を受けた建築のことをいい、
地球のために、住む人のために、持続可能な家のことで、もっと簡単に言うと、自然の力を利用して、
少ないエネルギーで、ガマンしない暮らしができる家の事です。
このドイツで生まれたパッシブハウスは今、世界で普及しはじめています。
実は、日本の家は先進国から30年遅れています。え?日本が?!と思うと思います。
私も初めて知ったときは驚きました。世界に行くと日本の基準では家を建てる許可すらとれない
というのが現状です。
そして、今回初めてパッシブハウスを見学に行きました。
福井でしたので外気温が15.6℃ほどでした。
玄関を開けた瞬間『温ったか~!』と思いました。エアコンがリビングで1台稼働していました。
家の中を色々と見学させてもらいました。
キッチン、洗面所、1階便所、2階各室、2階便所という感じに。
どこのどの場所でも家中が室温24℃台。
エアコンはリビングで1台稼働しているのみ…
暖炉はついていないですよ!
たった1台で家中の温度差がない!!
なんと快適なことか!
普通の家でこんな事ありえるでしょうか??強運転30℃設定でも不可能やと思います。
そして、窓の前に立つと外の冷気を一切感じない程の高性能な窓。
私達が知っている窓はビックリする程冷たい窓ですよね?冷気を感じなさすぎて壁と違うかな?
と思えるくらいでした。(笑)
そして、光熱費は普通の家よりも遥かに安い!!
そんな家なのです。
初めて見学した感想は、もはや私達が知っている家とは比べ物にならない。
異次元の快適性だなと感じました。
世界はそんなパッシブハウスが標準になりつつあります。
私も皆様に異次元の快適性、温かさがある家をご提案できるよう猛烈に
頑張って参りたいと思った日でした。