未来のために
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)という機関が10月8日に報告書を発表しました。
何の報告書かと言うともちろん、気候変動についての報告書です。
2015年に採択したパリ協定の目的は、産業革命前からの世界の平均気温上昇を「2℃未満」に抑える。
努力目標として、「1.5℃未満」を目指すというものでした。
そして、今現状は既に世界の平均気温は「1.0℃上昇」しています。
なので、パリ協定の目標である2℃を21世紀の後半に世界の温室効果ガス排出を実質ゼロにすることができればいい。
ということになるのですが、それではダメだ。という報告が今回されました。
IPCCの報告では、このまま温室効果ガスの排出量が増加するならば、2030年から2052年の間には、
パリ協定の努力目標1.5℃に達する見込みが示されました。
この報告書は、気候変動を抑える可能性が急速に失われつつある事を報告しています。
1.5℃と2℃では温暖化の影響は大きく違うらしく、異常高温、激しい降雨、干ばつ、台風に関する豪雨、
山火事も多くなり、海面もさらに上昇。影響を受ける昆虫や植物、脊椎動物も1.5℃と2℃を比較すると
2倍以上異なる予測で熱中症による死亡、マラリアやデング熱のリスクも高まるとのことです。
色々な異常気象が増える事になるのですが、今年の異常気象よりも、もっともっとおかしくなるということです。
1.5℃以内に世界の平均温度上昇を抑えなければなりません。
私達は再生可能エネルギーを2050年までに電力の70~80%に高める必要があります。
そして、これ以上の気候変動を抑えるには、社会と世界経済を「未曾有の規模」で変革する必要がある。
対策が遅れれば遅れるほど取り返しがつかない。早急な行動が求められています。
この事をこのままにしていいのか?
知らんかったわ!ですましていいのか?
どうしたらいいかわからんし!ですましていいのか?
今年の西日本豪雨、40℃超えの夏、強烈な台風を経験してまだ、数年に一度って言うのか?
大切な人を失ってからでは遅い。
大切な子供、孫の未来を残すために。
出来る事を考えよう。
そして、すぐに行動を起こそう!!
参考ページ。ぜひ見てください!!
東大阪で省エネで高性能住宅を設計施工するアティックワークス。
「未来に繋がる住まい」を提案しています。