月々○○万円~
前回の「標準装備」に引き続き、もうひとつ気になることがあります。
分譲地の看板には「間取り」、「標準装備」とともに
一番大きく記載されてあるのが「価格」ですよね。
当然、価格がないと一体いくらするのかがわからないので必要ですよね。
大体、2千万~3千万円台くらいでしょうか?
ここで、2、3千万と書かれてもピンときませんので、
丁寧に「月々○○万円」と記載してくれています。
ここでやっと、月々の支払いが大体○万円くらいかー!とわかります。
私が気になるのはこの「月々○○万円」。これは土地建物をローンで支払う金額ですね。
しかし、生活していく上でローンの支払いともうひとつ払わなければならないものが
あります。
それは、「光熱費」です。
実際お家を新築したら、毎月「ローン」と「光熱費」を両方を払って生活していく
ことになります。
今の社会において、車を買うにも、家電を買うにも燃費の表示がされてあります。
年間なんぼ。リッターなんぼ。という風に。
しかし、買い物の中で一番高いお家に関しては燃費の表示がない。
お家の価格が安くても光熱費がかかる仕様ならランニングコストとしては
高いということになってしまいますね。
なので、間取り、標準装備、価格の記載とともに「燃費」の記載も必要と思います。
このような感じに。
この住宅の場合、年間の光熱費は約6万円。月々の光熱費は約5000円。
このようにお家の燃費を表示することで、実際どれくらい支払いがあるのかが明確になります。
建物が高く、光熱費が安い。
建物が安く、光熱費が高い。
結局月々の支払いは変わらない場合や前者の方が支払いが安くなる場合も多いです。
なので、ただただ、建物の価格だけで判断するのではなく、
建物の燃費にも目を向ける必要があると思います。
これから光熱費は高騰していく予想です。
しかし、光熱費高騰とともに給料は上がりませんからね。
光熱費貧乏にならない為にもお家の燃費は知る必要があります。
我慢の省エネなんて嫌ですもんね。
東大阪で省エネで高性能住宅を設計施工するアティックワークス。
「未来に繋がる住まい」を提案しています。