パッシブハウス・ジャパン勉強会6/2
賛助会員になっているパッシブハウス・ジャパンの近畿支部の勉強会へ行ってきました。
今回は、滋賀の栗東で物件を3つ午前中に見学しました。
一つは、夏見工務店による住宅の一部を断熱改修する「ゾーン断熱」。
もう一つは、森代表理事設計の工事進行中の住宅を見学しました。
最後は、松尾理事設計の住宅の見学しました。
ゾーン断熱では住宅の一部分に断熱を増やす工事などをすることで、その部分の温度差をなくす事ができます。
そして快適に暮らす事の出来るリフォームです。
これからはこの断熱改修が増えていくと思います。
しかし、断熱改修は新築で建てるのとは違いとても複雑で設計も施工も難しい。
誰でもただ断熱を追加したら出来るというものではありません。
夏見工務店の夏見社長はとんでもなく深いとこまで考え、計算し、シュミレーションを行い改修をやり遂げていました。
森代表理事、松尾理事両者の設計の物件を見学し建物の配置の仕方などとても勉強になりました。
やはり、こちらも深く考えられ計算し、シュミレーションが行われていています。
改修も新築においても、断熱材の種類からイニシャルコストにランニングコスト、その他の設計条件に施工精度などたくさんの事柄が絡みあいます。
そのような多くの事柄を考えシミュレーションし設計・施工を行う必要があると改めて思い直しました。
午後からは京都へ移動し、スコットランドより来日されている建築事務所およびハウスメーカーで
マーカー社のカトリオーナさんの話をお聞かせいただきました。
マーカー社のプレハブで建てる超高性能住宅の事を詳しく教えていただきました。
そして、スコットランドではパッシブハウスの要望が増えてきているそうです。
日本はヨーロッパ諸国から数十年と住宅事情は遅れていると改めて確認しました。
勉強会が終わってからの懇親会では近畿支部勉強会だけど、
全国各地から来てるメンバーと情報交換を行い、新しい学びや発見をいつもいただきます。
国や地域、気候や環境が違えども良い住宅を心の底から作ろうと思っている人達のエネルギーはとてつもない!!
最後に森代表理事、カトリオーナさん、いつもお世話になっている方々とパシャリ。
東大阪の街で東大阪の人が良い住宅環境で暮らせるよう。
そして、未来へ繋がるような住まいを考えていく為にまた一つ、知識を深めれた1日となりました。
東大阪で省エネで高性能住宅を設計施工するアティックワークス。
「未来に繋がる住まい」を提案しています。