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ルイスポールセンって何?!

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こんにちは。アティックワークスの北川です。

ルイスポールセンとは1874年に設立したデンマークデザインの高級照明ブランドです。卓越した照明を提供するようにデザインされたランプは高品質の材料から製造され生涯にわたり利用できるように作られています。

インテリアやドラマがお好きな方であれば、見たり聞いたりした事はあるのではないでしょうか。木村拓哉さん主演の『グランメゾン東京』や松たか子さん主演『大和田とわ子と三人の元夫』そして、アニメの『スパイファミリー』のフォージャー家にもペンダントライトが使われています。

 

 

デンマークって?

デンマークはヨーロッパの中北部に位置しスカンジナビア半島の南端で大小約500からなる小さな国です。観光旅行やインテリアでも大人気の北欧4ヵ国の中で最小の国です。面積はなんと日本の九州とほぼ同じ約4万3k㎡で、人口は約570万人(兵庫県で約545万人)。首都はコペンハーゲンで色鮮やかな美しい建造物が立ち並びます。

有名な童話の『マッチ売りの少女』や『裸の王様』、組み立てブロックのレゴでも知られ、世界中の人々から『おとぎの国』と言わる自然溢れる豊かな国です。

そんな魅力いっぱいの小さな国で144年間も愛され続けた照明ブランド『ルイスポールセン』についてご紹介したいと思います。

 

 

Louis Poulsen(ルイスポールセン)とは

1874年に創業したデンマークの照明ブランドであるルイスポールセンのデザイン手法は『形態は機能に従う』という北欧・デザインの伝統にもとづく製品づくりを行っています。単に照明器具をデザインするのではなく、光を通じて『人にとっての居心地の良さ』を追求してきました。既製品の多くは建築プロジェクトの中で誕生したものが多くあります。それぞれのシーンに合わせデンマークの著名なデザイナーや建築家とコラボレーションし名作が作られてきました。

 

 

Louis Poulsen(ルイスポールセン)の魅力

ルイスポールセンの魅力は3つ

・シンプルで普遍的な美しいデザイン

・高品質な材料

・上質な光をつくりと心地よい空間を生み出す

 

ルイスポールセン社の照明に共通するものは、シンプルで北欧の柔らかなデザイン。洗練された存在感を放ちつつ自然と空間に馴染むように作られているのが特徴です。素材の品質が光の質に影響を与える考えからすべて厳選された高品質の素材を使用して製造されており国内製造施設で慎重に製品管理されています。

 

デザインの裏には光の出方を計算し、美しい光の中で最も障害となる『グレア(まぶしさ)』が直接見えないよう計算された構造になっているのです。そんな考えを提唱したのがデザイナーのポール・ヘニングセンなのです。

 

 

デザイナーポール・ヘニングセンについて

出典:ルイスポールセンPH

近代照明の父と呼ばれたポール・ヘニングセンは1894年生まれのデンマーク・コペンハーゲン出身の建築家兼照明デザイナーです。伝統的な機能主義建築をキャリアのスタートとした後、彼の興味は照明分野に移っていきました。ルイスポールセンとの協働は1925年に始まり、後の『PH5』は1958年発売以来、時代を超えて世界中の人々に愛され続けます。

 

ルイスポールセンのデザインポリシー

ルイスポールセンは『形態は機能に従う』というスカンディナビア・デザインの伝統にもとづく製品づくりを実践しています。シカゴの建築家、ルイス・サリヴァンが説いた後のモダニズムの元となる考え方です。これは機能の側面が満足されれば、美しさは自然にそして必然的についてくるということを意味しています。世界のポルシェのデザインポリシーにもなっていますね。まさに『移り変わる流行を追うよりも、普遍的な美しいスタイル』です。

 

ルイスポールセンの代表作

PH5

ポール・ヘニングセンは『対数螺旋』を用いてPHシリーズをデザインします。対数螺旋とは、貝殻など自然界でも多く見られるカーブのことで建築や芸術でも多く取り入れられています。独特のカーブを採用したシェードと、内部の反射板を精巧に組み合わせたデザインになっています。中心に『光源』を置くことで効率よく光を反射して、ライト全体が光っているように見えます。ヘニングセンはPH5の開発にあたって光の色にも着目しました。器具の内部とリフレクターを赤と青で彩色し、白熱球の光の色味を補正することで、温かさと爽やかさを同時に演出することに成功しました。見た目の美しさと実用性を兼ね備えた照明として評価されています。

 

PH5の仕様

サイズ・重量・色の展開について

サイズ(mm):500(幅)×267(高さ)/質量1.8㎏

PH5の5は直径500mmということです。

色は17色展開しています。

 

テーブル面からの高さは、推奨されているテーブル面から600mmとされています。

 

PH5より少し小さい『PH5MINI』もあります。

 

PH5に対応できるテーブルのサイズは1500mm~1600mmと言われています。最近では空間のニーズが変わりリビングを大きく取る方も増えて来ている為、それ合わせてテーブルサイズも1800mmサイズが一般的になっています。

 

デンマークでは手元を明るくする考えがあるようでキッチンではペンダントライトを吊るすようですね。スポットライトの感覚のようです。アイランドキッチンにPH5MINIを2つ吊ると可愛くなりそうです。

 

トルボー220

「トルボー220」は、シンプルで洗練されたデザインと、優れた光の拡散能力を持っています。その円筒形のデザインは、どんな空間にも自然に溶け込むと同時に、空間にアクセントを加える存在感を放っています。高い品質の材料と絶妙なバランスの取れたデザインにより、長く愛用されることが保証されています。

ルイスポールセンの「トルボー220」は、モダンでありながら時代を超えた普遍的な美しさを持つ照明器具です。そのシンプルながらも存在感のあるデザインは、どんなインテリアにもマッチし、長く愛されること間違いなしです。

 

トルボー220の仕様

サイズ・重量の展開について

サイズ(mm):220(幅)×375(高さ)/質量1.5㎏

220も直径ということです。

 

トルボーもPH5と同じで少し小さいトルボー150があります。

 

 

ルイスポールセンのスタンド照明

スタンド照明は特に注目されるカテゴリとなっていて、これらの照明は、その独自のデザイン哲学と高い機能性によって、世界中の多くの家庭や施設で利用されています。

ルイスポールセンのスタンド照明は、シンプルで洗練されたデザインが特徴。しかし、そのシンプルさの中にも、細部にまでこだわったデザインが詰め込まれています。独特の形状や曲線は、空間に繊細な影を作り出し、部屋全体の雰囲気を高めます。

ルイスポールセンのスタンド照明は、一つ一つが独立したアートワークのようです。例えば、ルイスポールセンの代表的なスタンド照明である『PH 3/2』は、三層のシェードが特徴的で、光を均一に拡散することで暖かく、かつ柔らかい照明を生み出します。このような独自の光の取り入れ方は、ルイスポールセンのデザインの一貫性を示しています。

また、ルイスポールセンのスタンド照明は、耐久性やメンテナンスの容易さも考慮されて設計されています。質の高い材料と洗練されたデザインが組み合わさることで、長く使用することができる耐久性を持ち合わせています。

まとめると、ルイスポールセンのスタンド照明は、独特のデザイン哲学と高い機能性を併せ持つことから、世界中の多くの人々に愛され続けています。これらの作品は、照明としての役割だけでなく、インテリアの一部としても空間を魅力的に彩っています。

 

他にもAJシリーズも人気なスタンド照明ですね。

 

照明と言えば、建築に付随しているイメージかもしれません。しかし、スタンド照明というものすごく良いと思います。

 

 

北欧と日本の食文化の違いから考える照明計画

北欧では食卓の明かりは50ルクス~100ルクスと言われています。

一方日本の食卓では300ルクス~500ルクス以上で照明計画を行います。そうすることで食材は美味しく見えるとされています。北欧ではお刺身を食べる文化がないのでこの食文化の違いが照明計画を行う上で電球や合わせてスポットライトを組み合わせて選んでみてもいいのではないでしょうか。

※ルクスとは明るさを表す指標で、数値が大きいほど明るいとされています。

 

 

ルイスポールセンPH5のリプロダクト品とは?

リプロダクトとは、デザインに関する権利の期限が切れた製品を正規品に近い形でデザインされた復刻・再生産することを言います。そのような商品はジェネリック家具ともいわれていますがリプロダクトの普及で、より多くの人が気軽にデザイナーズ家具を楽しめるようになりました。正規品に比べて価格は10の1くらいに設定されています。

 

リプロダクト品のメリット

・安価でデザイナーズ家具を楽しめる

・販売店が数多く存在

・国内生産のものが多い

しかし、ジェネリック家具が普及するとデメリットも出てきます。

 

 リプロダクト品のデメリット

・作品自体の価値が下がる

・ディテール部分は本物に劣る

・耐久性が落ちることがある

・粗悪品も紛れている

リプロダクト品の特徴やメリットデメリットについて紹介しましたが、やはりデザイナーが手掛けた名作は素材や技術だけではなく、作り手の想いや物語がいっぱい詰まっています。作品がもつ本来の価値は、価格には代えられません。それは本物を長く愛用に愛着が溢れ初めて気づくことかもしれません。

 

 

まとめ

使ってみてみると、照明器具にホコリが溜まったりもします。しまし、生活をする上では絶対に生じる事です。また、日本人の食文化にはお鍋があります。そして、焼肉をすることもあるかと思います。ダイニングの真ん中に照明器具があると湯気や油などで汚れることもあります。

しかし、時代が変化し流行が変わっても愛され続ける物にはやはり理由があります。普遍的な美しさはどの時代でも愛され続け長く使われます。料理を美しくみせ家族を照らす役割を担うルイスポールセンは家族を温かく包み込むような役割を果たします。それは使ってみて一緒に暮らしてみて初めて感じることかもしれません。高価と思うかもしれませんが、照明器具を一度取り付けたら、取り換える事はなかなかないと思います。新築住宅を建てた際に思い気って良い照明器具を選ぶのもいいかと思います。

 

 

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