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S様邸の気密測定

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今回設計させていただいたS様邸の建物の気密性能がどれだけあるかという測定を行いました。

いくら設計で断熱性能を高めていても施工で家が隙間だらけになってしまっていたら外部からの漏気で

断熱性能を高めた意味が全く無くなってしまいます。

そこで、しっかりと気密できた施工が行えているかを測定します。

気密性を測る数値を「C値」といい、相当隙間面積(cm2/m2)といいます。もちろん、隙間面積なので、

数値が小さい方が気密性能が高いということになります。

なぜ、気密性能が高いほうがいいのか?

外部からの気流を止めてエネルギー効率を上げれるからです。

測定はこんな機械を使っておこないます。

数値が出るときはちょっと緊張します。悪かったらどうしよ?!って感じに…笑

工務店さんの頑張りがここで出ます。

そしてS様邸のC値は0.57でした。

まずまずだったのでとりあえずよかったです。

ということは、C値が0.57cm2/m2で、延床面積が89.52m2なので総相当隙間面積は51cm2になります。

家全体で5.1cm×10cm程度の穴が開いているということになります。

普通の住宅で測定していないのだとC値は5.0ぐらいで考えるみたいです。(5.0よりも大きい数字の家もかなりあると思われる)

となると、総相当隙間面積は447.6cm2になり、20cm×22cm程度の穴になります。

そう考えるとこの隙間が小さい方が冷暖房した空気が逃げていかないことになります。

 

まずますよかったということで、後は完成に向かって進んでいくだけです!!

 

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