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土地の昔

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弊社アティックワークスは、東大阪の布施を中心にお仕事をさせていただいています。

しかし、今回訳あって東大阪から遠く離れた宇治市の小倉というところで新築工事を

させていただいています。

まぁ完全に知らん土地ということです。

宇治?知っている事は「お茶」と「平等院」があるくらい、、、

 

 

お家を建てるにあたって、そこの土地がどういう土地なのか。

ということを知らなければならないと思っています。

どんな事があるのか?というと

今は宅地化されているけれど昔はどういう状態だったのか?

災害履歴はあるのか?

液状化しやすい土地なのか?

などなど

 

今回は単純に昔その土地が何だったのかを調べてみたいと思います。

 

全く知らない土地、宇治の小倉。

ここらへん。

第二京阪の高速で漢字は違うけど「巨椋(おぐら)」や「巨椋池(おぐらいけ)」っていうのも近くにあります。

 

これは現在の航空写真

 

これは1980-1990年の航空写真

 

これは1961-1969年の航空写真

 

こんな風に昔の写真が見れ、どういう土地だったかがなんとなくわかります。

この写真は国土地理院のホームページから見れます。

 

こんな風に昔と今を同時に見比べれる「今昔マップ」などもあります。

この今昔マップで一番古くまでさかのぼってみると

1892-1910では大きい湖が突如現れました!!

巨椋池と記載があります。

110年ほど前は湖があった事が判明しました。

地元の人はしっているみたいでしたが、遠く東大阪から来ている私には

全く知らないことでした。

 

今回の土地は巨椋池のほとりらへんということになります。

調べると知らなかった事が判明していきます。

 

こういう事を調べることで地盤が弱いんではないか?

水害履歴があるんではないか?

など、どんどん調べて行きます。

 

例えば液状化の恐れを調べてみると

黄色やオレンジ色は液状化の可能性がやや高い場所なんですが、

黄色が巨椋池の形をしています。

池のとこはやっぱり弱いんや。など知れます。

なんだか楽しい。

 

こういう調査をおこない、購入予定の土地について

アドバイスをおこなっています。

 

昔の地図を見るだけでも楽しいので、

今、自分が住んでいる場所が昔どうだったのか調べてみてはどうでしょうか?

 

またどこかで、災害履歴や液状化について書いてみたいと思います。

 

 

 

 

東大阪で省エネで高性能住宅を設計施工するアティックワークス。

「未来に繋がる住まい」を提案しています。

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